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既にご存知の方も多いかと思いますが、先日ブリヂストンスポーツが新ブランド「Bridgestone golf」の発表会を行いました。
新ブランドと言っても、既に同社はBridgestone golfブランドで海外展開しているので、ワールドワイドでのブランド再編という事ですね。
日本ではTourstage、PHYZを中心に展開してきましたが、これらのブランドがどうなるのか、また新ブランドでどんな製品が出てくるのか、まとめてみたいと思います。

 2014年7月14日の発表会の様子。
bs07

背景としてあるのは国内外のゴルフ市場が縮小傾向にあり、また競合ブランドに対抗出来ていなかったという点でしょう。
昨年のブリヂストンスポーツの売り上げはピークだった約10年前の半分。

Tourstageのアスリート向けというイメージも薄れ、XXIOに対抗すべく立ち上げたシニア層向けのPHYZも振るわず、テコ入れ必至の状況ではありました。
そして国内向けに新たに独自ブランドを立ち上げるよりも、既に海外で展開しているブランドと統合する事で効率化の道を選んだ訳です。

もっともTourstage及びPHYZブランドの今後に関しては検討中という事で、即消滅という訳では無いようですが、少なくともTourstageの方は消えゆく流れでしょうね。
ツアーステージ大好きな人、周りに多いのでちょっと気の毒ですが。

新しいブリヂストンゴルフブランドの成功のカギはアメリカ市場でどれだけシェアを取れるか、という点に尽きると思います。

BSの契約プロと言うと宮里藍ちゃんが思い浮かびますが、男子に関しては国内では池田勇太、宮里兄弟、海外ではマット・クーチャー、ブラント・スネデカーとかなり小粒。
やっぱりタイガーやマキロイ、ミケルソン、アダム・スコットやバッバ・ワトソンといった面々のブランド力は絶大です。
そもそも国内男子のブランド力自体が低下しているので、それも海外男子にトップクラスの契約プロがいないBSにとっては痛かったですね。

アメリカで売上ベースのシェアを獲得していくためには、クラブではなく、ボールの方が重要なポジションになるでしょうね。
クラブで成果を出すのはちょっと時間が掛かりそうですし。

今回発表されたB330シリーズ
b330

なお2013年モデルは輸入商品として入手可能です。
ボール以外もドライバー、アイアンなどクラブも一通り刷新され、発表になっています。
ドライバーはJ715シリーズ
460ccのJ715 B3と、ちょっと小振りな445ccのJ715 B5の二つ。
J715

フェアウェイウッドはJ15F、ユーティリティはJ15HY
bsfwhy

ドライバー、FW、UTともパワースリットによるボールの初速アップが図られているとの事。
bsps
アイアンはJ15CB、J15DF、J15DPFのラインナップ。
bsirons
すっきりキャビティのCBがアスリート向け、しっかりキャビティのDPFがアベレージ向けって感じでしょうね。

女性向けのラインナップもあって、Shiny Yellow(シャイニーイエロー)というライン。
bssy
黄色のせいか、GRっぽいですね。
所謂女性用だと物足りないけど、男性用はハード過ぎるという女性ゴルファーがターゲットのラインだそうです。

この10月発売予定との事で、秋ゴルフから使う人も結構出てきそう。

詳細は公式サイトにリリースが出てますのでスペックなどはそちらから確認出来ます。

ファンの多いメーカーでしょうし、何より海外勢に押されっぱなしの国産ブランドがしぼんでいってしまうのは寂しいですし、上手く立て直していけるといいのですが。